CapsLockをキーバインドで使いたい。FF14では通常、CapsLockキーに操作を割り当てることができません。しかしこのCapsLockはすごく押しやすい位置にあるんですよね…そこでWindowsのレジストリを書き換えてCapsLockを他のキーと交換、キーバインドで使えるようにしてみましょう。
レジストリエディターを開く

検索ボックスにregeditと入力、レジストリエディターを開きます。項目を辿ってControlの中、Keyboard Layoutを右クリックし新規作成でバイナリ値を指定、この時作成されるファイルの名前は Scancode Map にします。
スキャンコードの書き換え

今回はCapsLockとテンキー側の「*」を入れ替えてみます(テンキーの「*」とか普段あんまり使わなさそうだから)赤枠の部分には書き換えるキーの数+1を入力します、CapsLockと「*」の二つを書き換えるので2+1で3を入力。黄枠の部分は「書き換え後のキー、書き換え前のキー」の順番でスキャンコードを入力します。「*」のスキャンコードは37、CapsLockのスキャンコードは3Aです。書き換え後に「*」にするために最初に37を入力、書き換え対象のキーはCapsLockなので次に3Aを入力します。このとき各スキャンコードの末尾に「00」を必ず付け足します。さて、このままではCapsLockキーを「*」キーに書き換えただけなのでCapsLockキーが消失した状態です。黄枠二つ目のようにスキャンコードを入れ替えて設定します、これで今度は「*」キーにCapsLockキーが割り当てられました。最後に「00 00 00 00」を入力してOKを押し、PCを再起動すれば設定が反映されます。

今回はCapsLockを「*」キーに書き換えましたが、スキャンコードが分かれば他のキーを割り当てる事も可能です。
Alt(右) E0 38
Alt(左) 38
Ctrl(右) E0 1D
Ctrl(左) 1D
Shift(右) 36
Shift(左) 2A
Win(右) E0 5C
Win(左) E0 5B
Application E0 5D
NumLock 45
PrintScreen E0 37
ScrollLock E0 46
Pause E0 45
CapsLock 3A
ESC 01
半角/全角 29
変換 79
無変換 7B
カタカナ/ひらがな 70
Insert E0 52
Delete E0 53
`(~チルダ) 29
F1 3B
F2 3C
F3 3D
F4 3E
F5 3F
F6 40
F7 41
F8 42
F9 43
F10 44
F11 57
F12 58
Num Lock 45
Numeric 9 49
Numeric 8 48
Numeric 7 47
Numeric 6 4D
Numeric 5 4C
Numeric 4 4B
Numeric 3 51
Numeric 2 50
Numeric 1 4F
Numeric 0 52
Num / E0 35
Numeric * 37
Numeric . 53
Numeric - 4A
Numeric + 4E
NumEnter E0 1C
スキャンコードは4桁の場合があり、例えばテンキー側のエンター「NumEnter」であれば「E0 1C」となります。この場合は2桁ずつ入れ替えて「1C E0」を設定の際は用います。実は2桁のスキャンコードも表記が省かれているだけで「00」がついており、CapsLockであれば「00 3A」となります。しかし設定する際はリトルエンディアンという方式に従わなければならず、簡単に説明すると2桁ずつ入れ替えてスキャンコードを入力しないと上手くいかないのです。
押しやすいにも関わらず、うっかり押してしまうと色々と面倒な事になりやすいCapsLockキーの書き換えについてでした。それではまた~
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